映画十撰 : 2008年04月02日

映画/ドラマのレビュー、映画に関するコラムやエッセイを綴っています
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「THE JUON/呪怨」(2004年/アメリカ・日本・ドイツ/98分)

[データ]
「THE JUON/呪怨」
“The Grudge”
[監督] 清水崇
[原作] 清水崇 “JU-ON: The Grudge”
[脚本] スティーヴン・サスコ
[撮影] 山本英夫
[音楽] クリストファー・ヤング
[出演] サラ・ミシェル・ゲラー、ジェイソン・ベア、ウィリアム・メイポーザー、クレア・デュヴァル、ケイディー・ストリックランド、グレイス・ザブリスキー、ビル・プルマン、ローザ・ブラシ、テッド・ライミ、石橋凌、真木よう子
[評価] ★★★☆☆
 
[あらすじ]
 ボランティアのヘルパー洋子が、訪問介護のためウィリアムズ一家の住む一軒家を訪れる。主マシューの母エマは寝たきりだった。その日、洋子が二階へ上がると押入れから物音が。音をたどってさらに屋根裏へ上がる。が、そこで何者かに襲われてしまう。
 交換留学生カレン・デイビスは、恋人ダグとともに日本の大学に通っていた。ある日、ケア・センターのアレックスから、エマの訪問介護をしてほしいと頼まれる。担当の洋子が行方不明だというのだ。カレンはエマの家に向かい、放置されたままのエマを発見。二階へ上がると押入れから猫の声。なぜか目張りがしてあり、はがして開けると、そこには子供が監禁されていた。その子供はトシオと名乗り無事な様子。が、エマの部屋に戻ると、そこで、恐ろしい影がエマを襲うところを目撃してしまう。
 その数日前、マシューとジェニファーのウィリアムズ夫妻は日本に転勤が決まり家を探していた。一緒に住む母のエマとすでにマンション暮らしをしている妹のスーザンも一緒だ。一家は不動産会社の鈴木が薦める一軒家に決める。が、エマはなぜか二階が気になる様子であった。ある時ジェニファーが黒猫を見つけ二階へと追っていく。そしてその日の夜マシューが帰宅。二階で倒れている妻を発見する。
 アレックスがウィリアムズ家に行くとエマは危篤、カレンは放心状態だった。病院で意識を取り戻したカレンは、中川刑事からある家族写真を見せられる。それはまさにカレンが目撃したトシオだった。が、トシオは三年前の、あの家で起こった一家心中事件で亡くなっているはずだった ・・・。

「呪怨2」(2003年/日本/93分)

[データ]
「呪怨2」
[監督] 清水崇
[脚本] 清水崇
[撮影] 喜久村徳章
[音楽] 佐藤史朗
[出演] 酒井法子、新山千春、堀江慶、市川由衣、斎藤歩、山本恵美、黒石えりか、水木薫、結城しのぶ、藤貴子、尾関優哉、葛山信吾
[評価] ★★★☆☆
 
[あらすじ]
 ある夜、ホラー・クイーンと呼ばれる女優・原瀬京子は、仕事を終え、婚約者の将志の車で帰途につく。しかしその途中、ハンドルの下に子供の姿を見て悲鳴を上げる。すると子供はハンドルをつかんで運転を誤らせ、車は大破。将志は植物人間となり、京子もお腹の中にいた子供を流産してしまう。
 その後、映画の撮影現場。エキストラの女子高生・千春がいきなり叫び出し、京子のお腹を凝視して失神してしまう。気になった京子が産婦人科で診てもらうと、流産したはずの子供が順調に育っていると言われて驚愕する。そんな中、家では一緒に住んでいた母が、突然奇怪な死を遂げてしまう。
 事故の少し前。TVレポーターの三浦朋香は、自宅マンションで異音に悩まされていた。それは、毎夜12時半ごろ、壁の中から聞こえてくる衝撃音だった。そんなある日、朋香は、ゲストに京子を迎え、何人もが怪死を遂げた呪われた家のロケに訪れる。そしてその夜のこと。帰宅した朋香は、恋人の典孝が首を吊って死んでいるのを発見するのだった。
 その頃、メイク担当の大林恵は、メイク室で後始末をしていた。その時、部屋の奥に気配を感じる。行ってみると、そこではかつらがひとりでに動いていた。
 数日後、ディレクターの大国圭介は、呪われた家のロケの日、京子が事故に遭ったと知り驚く。あの日以来、朋香、恵、カメラマンや録音係も連絡が取れなくなっていたのだ。不審に思って呪われた家を調べた圭介は、昔住んでいた佐伯剛雄が妻・伽椰子を惨殺し自殺、さらに6歳の息子・俊雄が行方不明であることを知る。そして京子は、圭介からその時の記事を見せられて戦慄する。将志の車で見た子供が俊雄にそっくりだったのだ ・・・。

「呪怨 劇場版」(2002年/日本/92分)

[データ]
「呪怨 劇場版」
[監督] 清水崇
[脚本] 清水崇
[撮影] 喜久村徳章
[音楽] 佐藤史朗
[出演] 奥菜恵、伊東美咲、上原美佐、市川由衣、津田寛治、柴田かよこ、菊利友佳子、松田珠里、田中要次、森下能幸、榊英雄、松山鷹志、尾関優哉、藤貴子、石倉力、磯村千花子、大國千緒奈、藤真美穂、本田大輔、井上博一
[評価] ★★★★☆
 
[あらすじ]
 ある介護センター。徳永幸枝の訪問担当が介護に行ったまま行方知れずとなり、ボランティアの理佳が代わりに訪ねることになった。そして、不気味なたたずまいを見せるその家で、呆けた状態の幸枝を発見。さらに、物が散乱する部屋を片付けていると、母親の顔を切り取られた家族写真を発見しる。その時二階から物音が聞こえる。上がってみると、音は、なぜかテープでふさいだ押入れの中。意を決してあけてみると、そこには、何と俊雄と名乗る男の子が閉じ込められていた。理佳は通報のため階下に降りる。が、理佳は戦慄する。得体の知れぬ黒い影が、幸枝に覆いかぶさるところを目撃したのだ。
 その数日前。この家には、引っ越してきたばかりの勝也と妻・和美、母・幸枝の姿があった。ある時、和美は掃除中に人の気配を感じる。辺りを見ると階段を上る子供の姿を見つけ、後を追い二階へ ・・・。さらにその夜のこと。勝也は、帰宅すると姿の見えない和美を探して二階へ上がる。するとそこには倒れたままの和美の姿があった。その時勝也もまた人の気配を感じる。そこに家を尋ねてくる者があった。妹の仁美だった。が、勝也は理由も言わず追い返してしまう。
 わけも分らず追い返された仁美は、その後家に電話をするが、連絡がつかない。そんなある夜、勤務先のビルのトイレの中、携帯電話を受けると、不気味な声が聞こえる。さらに女の黒い影を目撃。慌ててトイレを出て警備員室に駆け込む。が、様子を見に行った警備員は、黒い影にトイレに連れ込まれて殺されてしまう。恐ろしくなった仁美が家に帰って布団をかぶって震えているところ、連絡がつかなかった兄の勝也が訪問してきた。ところが、ドアを開けてみると誰もおらず、部屋に戻った仁美を、俊雄と母・伽耶子の霊が待ち構えていた ・・・。

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