映画十撰 : アルフレッド・ヒッチコック

映画/ドラマのレビュー、映画に関するコラムやエッセイを綴っています
2008-12 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2009-02
最新コメント
[10/24 摂田寛二]
[08/06 きゃらめる]
[04/18 江古田のヨッシー]
[04/06 江古田のヨッシー]
[04/05 江古田のヨッシー]

「鳥」(1963年/アメリカ/119分)

[データ]
「鳥」
“The Birds”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[原作] ダフネ・デュ・モーリア
[脚本] エヴァン・ハンター
[撮影] ロバート・バークス
[音楽] (電子音制作・作曲) レミ・ガスマン、オスカー・サラ
(サウンド・コンサルタント) バーナード・ハーマン
[出演] ロッド・テイラー、ジェシカ・タンディ、スザンヌ・プレシェット、ティッピ・ヘドレン、ベロニカ・カートライト、エセル・グリフィス、チャールズ・マッグロー、ドリーン・ラング
[評価] ★★★★☆
 
[あらすじ]
 サンフランシスコ。メラニー・ダニエルズは注文していた九官鳥を受け取りにペットショップへ足を運ぶ。そこで、娘の誕生日に贈るインコを見に来たという男から店員に間違えられる。いたずら心から店員に扮して接客するが、男は意地悪な質問ばかり。実はその男、ミッチ・ブレナーは弁護士で、以前悪ふざけが災いして裁判沙汰を起こした事のあるメラニーを見知っていたのだ。結局インコはいなかったため手ぶらで帰っていったミッチだが、メラニーには再びいたずら心が湧きあがる。そしてインコを注文すると翌日受け取り、ミッチの家があるボデガ湾へと向かう。
 家の前に黙ってインコを置くと、そのまま帰るつもりだったメラニーだったが、途中のボートで不意に一羽のカモメに襲われる。メラニーに気付いたミッチが気付いて助け上げると、けがはごく軽いものだった。ミッチはインコの礼にと、翌日の娘キャシーの誕生パーティに招き、メラニーは、ミッチと懇意の小学校教師アン・ヘイワースの家に泊めてもらうことになる。
 そして翌日。子供たちがパーティに集まり庭で遊んでいると、突如鳥の群れが襲ってくる。ミッチとメラニーは慌てて子供たちを中に入れ事なきを得るが、その夜、今度は家の煙突からスズメの大群が侵入。やっとことで追い払う。さらに次の日には、ミッチの母リディアが、鳥に襲われたあとの知り合いの家を発見。中には無惨にも目をつつかれて息絶えていた友人の姿があった。それを聞いて不安になったメラニーはキャシーの小学校へ様子を見に行くことに。すると、その校庭には大量のカラスが集まっていた ・・・。

「泥棒成金」(1955年/アメリカ/106分)

[データ]
「泥棒成金」
“To Catch a Thief”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[原作] デビッド・ドッジ
[脚本] ジョン・マイケル・ヘイズ
[撮影] ロバート・バークス
[音楽] リン・マーレイ
[出演] ケイリー・グラント、グレース・ケリー、ジェシー・ロイス・ランディス、ジョン・ウィリアムズ、シャルル・ヴァネル、ブリジット・オーベール、ジャン・マルティネリ、ジェルジェット・アニス
[評価] ★★★☆☆
 
[あらすじ]
 フランス、リビエラ。宝石泥棒が続発。警察は一人の男をマークしていた。男の名はジョン・ロビー。郊外に邸宅を構え優雅な暮らしをしているが、かつては「キャット」と異名をとる怪盗だった。今回の事件は、屋根伝いに侵入・逃走する手口がキャットのものと酷似。ルビック警部はロビーに目をつけたのだ。
 警察はロビー邸へ殺到。しかし隙を見てロビーは逃走する。そして戦争中レジスタンスの仲間だったベルタニの店へ向かう。しかし仲間だった店員たちは、ロビーを犯人だと思っており、険悪な雰囲気だった。ベルタニも疑っていたが、ロビーは引退後15年盗みはしていないと説明。自分でニセモノを捕まえると告げる。が、ここにも警察が到着。ロビーはベルタニの部下フサールの娘・ダニエルの手引きで、警察の追跡を逃れるのだった。
 ほどなく、ロイド保険のヒューソンなる男がロビーに接触してくる。ヒューソンは一連の盗難事件で莫大な被害を被っていた。ロビーは真犯人を捕まえれば損失を取り戻せる、と半信半疑のヒューソンを説得。リビエラに滞在している金持ちのリストをヒューソンから入手する。そしてロビーは、偽キャットは、高価な宝石を持つアメリカ人・スティーブンス母娘を必ず狙うと確信。翌日、オレゴンの材木商・バーンズと名乗り、偶然を装ってスティーブンス夫人とその娘フランセスと知り合うことに成功する。
 ほどなくロビーは、二人とすっかり親密となり、ある日、フランセスとデートをすることに。が、途中、フランセスが無邪気に言い放つ。バーンズは怪盗キャットだ、と。聡明なフランセスは細々とした推理を積み重ね、ロビーの正体を見破っていたのだ ・・・。

「北北西に進路を取れ」(1959年/アメリカ/137分)

[データ]
「北北西に進路を取れ」
“North By Northwest”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[脚本] アーネスト・リーマン
[撮影] ロバート・バークス
[音楽] バーナード・ハーマン
[出演] ケイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント、ジェームズ・メイソン、ジェシー・ロイス・ランディス、レオ・G・キャロル、ジョセフィン・ハッチンスン、フィリップ・オーバー、マーティン・ランドー
[評価] ★★★★★
 
[あらすじ]
 ニューヨーク。広告代理店を営むロジャー・ソーンヒルは、仕事で出向いていたホテルで、いきなり二人の男に拉致される。連れて行かれたのは郊外の屋敷。そこでタウンゼンドと名乗る男が現れ、ロジャーをキャプランと呼び、知っていることを白状するように脅迫される。どうやらキャプランという男と人違いをしていることが分るが、誤解は解けず、一味はロジャーに無理やり酒を飲ませ、車を運転させて崖から落として処分しようと試みる。
 が、途中で警察が見つけて逮捕。命拾いをする。翌日には警察と共にタウンゼンド邸へ。しかし見知らぬ女性が出てきてタウンゼンドは国連に行っていると証言。ロジャーは単身国連に潜入する。ところが現れたタウンゼンドは屋敷で見た人物とは別人。しかも目の前でナイフで殺されてしまい、ロジャーが殺人犯として追われる羽目になってしまう。
 そこでロジャーは本物のキャプランを追おうと決意。次の行き先がシカゴであることを突き止めて列車へと飛び乗る。が、警察もそのあとを追い列車へ。ロジャーは窮地に陥るが、乗り合わせていたイヴ・ケンドールという女性に匿われる。
 美しいイヴにたちまち惹かれるロジャー。が、実はイヴは、偽タウンゼンドことヴァンダムなるスパイの愛人だった。イヴはキャプランからと偽り待ち合わせ場所をロジャーに教える。そうとは知らないロジャーはキャプランに会いに行くべくバスに乗り込む。そこは、プレイリーという畑しかない停留所だった ・・・。

「裏窓」(1954年/アメリカ/112分)

[データ]
「裏窓」
“Rear Window”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[原作] コーネル・ウーリッチ
[脚本] ジョン・マイケル・ヘイズ
[撮影] ロバート・バークス
[音楽] フランツ・ワックスマン
[出演] ジェームズ・スチュワート、グレース・ケリー、ウェンデル・コーリー、セルマ・リッター、レイモンド・バー、ジュディス・エヴェリン、ロス・バグダサリアン、ジョージン・ダーシー、サラ・バーナー、フランク・キャディ、ジェスリン・ファックス、ランド・ハーパー、アイリーン・ウィンストン、ハービス・ダベンポート
[評価] ★★★★★
 
[あらすじ]
 ニューヨーク、夏。雑誌カメラマンL・B・ジェフリーズは仕事中に足を骨折し、ギプスをつけたまま6週間もアパートにカンヅメ状態だった。やることと言えば裏庭とそこに面するアパートの住人たちをながめるくらい。看護士のステラはのぞきをいさめるが、今では夜更かしするほどの楽しみとなっていた。
 そこから見えるのは、毎日二人分の食卓をつくるも結局はひとりで食事をする中年女性ミス・ロンリーハート。男出入りが激しい美しくグラマーなバレエ・ダンサー。ピアノで美しい曲を奏でるも売れないソングライター。仲が悪いセールスマンの夫と病気でこもりきりの妻。その上に住み、いつもベランダで寝ている夫婦。そして当のジェフはというと、モデルの恋人・リサと最近ギクシャクした関係だった。結婚をほのめかすリサに対し、ジェフは互いの世界が違いすぎることに不安を感じていたのだ。
 そんなある深夜、ジェフは、向かのアパートに住むセールスマンが、アタッシュケースを持って何度も部屋を出入りするのを目撃。そして翌日、いつも窓が開いている男の妻の部屋のブラインドがおり、しかも夫が部屋に寄り付かないことに気付く。不審に思い望遠カメラを取り出してのぞくと、肉切り包丁を包む男の姿が。夫が妻を殺してバラバラにして運んだのでは? ジェフは大胆に推理するのだった。
 それを聞いたリサだったが信じようとはしない。が、夫が大きいトランクをロープでぐるぐる巻きにする姿を見て疑い始める。翌日には、ジェフは、親友で戦友の刑事・ドイルを呼び出す。しかし、ドイルもまた信じない。それでもしぶしぶ調査を引き受けたが、やがて、妻は田舎に引き込むために早朝家を出たことが判明する。目撃者もいるとのことだった。しかしジェフとリサの疑いは消えない。そこでその夜、リサは男の部屋に忍び込み、証拠を探そうとするのだったが ・・・。

「逃走迷路」(1942年/アメリカ/108分)

[データ]
「逃走迷路」
“Saboteur”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[脚本] ピーター・ヴィアーテル、ジョーン・ハリスン、ドロシー・パーカー
[撮影] ジョセフ・バレンタイン
[音楽] フランク・スキナー
[出演] プリシラ・レイン、ロバート・カミングス、オットー・クルーガー、アラン・バクスター、クレム・ベヴァンズ、ノーマン・ロイド、アルマ・クルーガー、ヴォーハン・グレイザー
[評価] ★★★★☆
 
[あらすじ]
 ロサンゼルス、軍用機工場。工場で働くバリー・ケーンが同僚のケンと食堂に向かう途中、ケンが見知らぬ工員にぶつかる。男は手紙を落とし、そこにはフランク・フライとの名前が記されてあった。その後工場で火事が起き、バリーとケンは消火に向かう。が、ケンは火事で亡くなってしまう。
 すぐさま調査が始まると、ケンの消火器にはガソリンが入っていたことが判明する。そして消火器を手渡したのがバリーだったため、破壊工作員の疑いをかけられてしまう。消火器は現場にいたフライから受け取ったものだったが、工場にはフライなる工員は存在しないというのだ。
 警察に追われる身となったバリーは、無実を晴らすべくフライを探すことにする。そこで手紙にあった住所、田舎町スプリングビルにあるディープ・スプリングス牧場を思い出して向かう。迎えた牧場主チャールズ・トビンはフライを知らないと言うが、偶然発見した郵便物の中に、フライ宛の手紙を発見する。その中には、ソーダシティでニールスンと落ち合うと記されていた。トビンも仲間だったのだ。
 その時トビンが勘付き警察に通報。一旦は捕まり手錠をかけられるが隙を見て逃走する。そして更なる手がかりを求めてソーダシティへ。が、途中、追っ手が迫り、通りがかった山小屋に助けを求める。住んでいたのは盲目の老人フィリップ・マーティンで、バリーの無実を信じ、姪のパトリシアに逃走を手助けするよう指示する。
 ところが、パトリシアはバリーを信じず警察へ行こうとする。バリーはやむなくパトリシアを拉致し、ソーダシティへ向かう。そこは、廃墟と化した工場があるだけの無人の町だった ・・・。

「断崖」(1941年/アメリカ/99分)

[データ]
「断崖」
“Suspicion”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[原作] フランシス・アイルズ
[脚本] サムソン・ラファエルソン、ジョーン・ハリソン、アルマ・レヴィル
[撮影] ハリー・ストラドリング
[音楽] フランツ・ワックスマン
[出演] ケイリー・グラント、ジョーン・フォンテイン、サー・セドリック・ハードウィック、ナイジェル・ブルース、デイム・メイ・ホイッティ、イザベル・ジーンズ、ヘザー・エンジェル、オリオル・リー、レジナルド・シェフィールド、レオ・G・キャロル
[評価] ★★★☆☆
 
[あらすじ]
 イギリス。リナ・マクレドロウの一等のコンパートメントに若い男が入ってくる。三等の切符しかない男は追加料金の持ち合わせがなく、仕方なくリナが肩代わりする。ほどなくリナは読んでいた雑誌に目の前の男が載っていることに気付く。男はジョン・エイズガースという社交界きってのプレイボーイだった。
 一方、その後の狩猟会で、ジョンは馬上のリナを見かけて驚く。電車では野暮ったかったリナが見違えるほどに美しく見えたからだ。ジョンはリナに接近。リナもジョンに好意を持つ。が、リナの家は名家で父は元将軍。ほどなく両親から、ジョンが放蕩息子で有名な女たらしだと耳にする。両親はまた、婚期を過ぎた自分の結婚を諦めていることも知り、寂しい思いをしていた。
 しばらくして二人は結婚。しかしリナは両親に言い出せず、駆け落ち同然だった。豪華な新婚旅行。新たに借りた豪邸にはメイド。金の心配をしてリナが聞くと、はじめてジョンが文無しであることを知り驚く。しかもリナの遺産を当てにして借金をしていた。リナが働くようにすすめると、ジョンは従兄弟のメルベック大尉の許で仕事をするようになる。
 が、公金を使い込んでクビ。弁済を迫られるようにもなる。そんな時、ジョンの親友でビーキーという気のいい裕福な男が訪ねて来る。ジョンはそのビーキーの出資で土地開発事業を計画。が、すぐに撤回。リナはジョンの不審な様子を見て、金目当てにビーキーを殺すのではと疑い始める。そしてある日、本当にビーキーが不可解な死を遂げてしまう ・・・。

HOME次のページ »
[1] [2] [3] [4]
ブログ内検索
インフォメーション
プロフィール
HN:もりじょう
HP:ささら庵
性別:男性
一言:映画好きなおっさんです。管理人の他のサイトへもどうぞ。
バーコード
Copyright (C)映画十撰 All Rights Reserved. | ブログパーツ | 忍者ブログ