[データ]
“Saboteur”
[監督] アルフレッド・ヒッチコック
[脚本] ピーター・ヴィアーテル、ジョーン・ハリスン、ドロシー・パーカー
[撮影] ジョセフ・バレンタイン
[音楽] フランク・スキナー
[出演] プリシラ・レイン、ロバート・カミングス、オットー・クルーガー、アラン・バクスター、クレム・ベヴァンズ、ノーマン・ロイド、アルマ・クルーガー、ヴォーハン・グレイザー
[評価] ★★★★☆
[あらすじ]
ロサンゼルス、軍用機工場。工場で働くバリー・ケーンが同僚のケンと食堂に向かう途中、ケンが見知らぬ工員にぶつかる。男は手紙を落とし、そこにはフランク・フライとの名前が記されてあった。その後工場で火事が起き、バリーとケンは消火に向かう。が、ケンは火事で亡くなってしまう。
すぐさま調査が始まると、ケンの消火器にはガソリンが入っていたことが判明する。そして消火器を手渡したのがバリーだったため、破壊工作員の疑いをかけられてしまう。消火器は現場にいたフライから受け取ったものだったが、工場にはフライなる工員は存在しないというのだ。
警察に追われる身となったバリーは、無実を晴らすべくフライを探すことにする。そこで手紙にあった住所、田舎町スプリングビルにあるディープ・スプリングス牧場を思い出して向かう。迎えた牧場主チャールズ・トビンはフライを知らないと言うが、偶然発見した郵便物の中に、フライ宛の手紙を発見する。その中には、ソーダシティでニールスンと落ち合うと記されていた。トビンも仲間だったのだ。
その時トビンが勘付き警察に通報。一旦は捕まり手錠をかけられるが隙を見て逃走する。そして更なる手がかりを求めてソーダシティへ。が、途中、追っ手が迫り、通りがかった山小屋に助けを求める。住んでいたのは盲目の老人フィリップ・マーティンで、バリーの無実を信じ、姪のパトリシアに逃走を手助けするよう指示する。
ところが、パトリシアはバリーを信じず警察へ行こうとする。バリーはやむなくパトリシアを拉致し、ソーダシティへ向かう。そこは、廃墟と化した工場があるだけの無人の町だった ・・・。